観たぞ!『マリグナント 凶暴な悪夢』

本日ご紹介は待望の新感覚ホラーです。

ネタバレはありません。ご安心を。


鑑賞日:2021年11月19日

◇一言感想鬼才ジェームズ・ワンが手がける新感覚ホラー。その恐怖は劇場で。

◇星4つ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎(いい映画に出会えたなぁ)
  • 「死霊館」をはじめ全世界の予想を裏切りながら観る者を震え上がらせてきた、ジェームズ・ワン監督。私も彼の映画のファンです。そんな監督の新作ホラー、楽しみに観に行ってきましたよ。オラワクワクして来たぞ!という事でネタバレなしレビュー、さあ行ってみよー。
Malignant (Original Motion Picture Soundtrack):amazon
  •  (あらすじ)主人公の女姓マディソンは、あるときから目の前で殺人を目撃するという悪夢を見るようになる。超人的な身体能力で次々と犠牲者を殺めていく漆黒の殺人鬼。そして、夢の中の殺人事件が、ついに現実世界でも。殺人鬼の目的は何か?マディソンに魔の手が忍び寄る。
  • いやぁ、面白かったですね。ジェームズ・ワン監督の本領発揮とも言える新感覚ホラーでした。『ソウ』、『死霊館』、『ワイルドスピードSKYMISSION』、『アクアマン』。ジャンルを超えて活躍する彼の挑戦に新たな1ページが刻まれました。本作はそんな、彼の手腕により、ホラー映画でありながら抜群のカメラワークとアクションシーンによる演出、そして巧みな物語によりジャンルを超えたメガ盛り天丼のようになっております。クライマックスの恐怖は、唖然としながらも楽しくなっちゃいましたよ。

マリグナント凶暴な悪夢ポスター:amazon

 ジャンルを超えたとはいえ、そこはジェームズ・ワン監督。しっかりと往年のホラーへのオマージュも捧げながら、新しい恐怖を見せてくれます。本作『マリグナント凶暴な悪夢』には監督も大好きなジャッロ映画のエッセンスもたくさん散りばめられています。ジャッロ映画とはイタリアのホラースリラー等のジャンル。『サスペリア』や『フェノミナ』のダリオ・アルジェント、『ザ・リッパー 』のルチオ・フルチ。本作で黒髪を振り乱す漆黒の殺人鬼GにはしっかりとそのDNAが受け継がれています。

 

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  • 残念だった点が一つだけ。音ビックリが少なかった事。笑) 絶妙なタイミングにもよるんですが好きなんですよねぇ、音で吹っ飛ぶの。これで『フェノミナ』のお父さん首チョンパ観たいのがあったら拍手だったんですけど。とわいえ、何回もいいますがクライマックスは拍手並みのジェットコースターです。

さあ皆さんも劇場で、この新感覚ホラーをお楽しみください。

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