観たぞ!『戦慄怪奇ワールド コワすぎ!』

(ネタバレなし)本日ご紹介は、観れば観るほど癖になるホラーシリーズです。

鑑賞日:2023年9月15日

◇一言感想観ればハマる、唯一無二のフェイクホラー。
8年ぶりの異世界を劇場で。
星:⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎(4.0点。良い映画に出会えたなぁ)

  • 日本ホラー史上最恐の怨念、『リング』シリーズ貞子と『呪怨』シリーズ伽椰子。同じ世界観のもとで接近遭遇し、まさかの対決を繰り広げた『貞子 vs 伽椰子』。そのありえない世界観の作品は笑ってしまうとともに、非常識なパワーに魅せられたものでした。そんな作品を手がけた鬼才白石晃士監督の伝説のホラーシリーズ『コワすぎ!』。予測不能の展開で人気を集めるこのホラーシリーズです。最新作となる本作「戦慄怪奇ワールド コワすぎ!」。劇場は限られた中での上映でしたが、早速楽しんできましたよ。それでは紹介いってみましょー。

『戦慄怪奇ワールド コワすぎ!』ポスター

(あらすじ)
呪われた廃墟で撮影された投稿映像。そこには、不気味な祭壇と全身血まみれの赤い女が収められていた。粗暴なプロデューサー・工藤とディレクターの市川、カメラマンの田代による「コワすぎ!」チームは、怪異を解き明かすべく取材に乗り出す
  • はい。期待したとおりのコワすぎ!でした。楽しめましたよ。本作は「ノロイ」、「オカルト」、「貞子vs伽椰子」などで知られる白石晃士監督がPOV形式で描く「戦慄怪奇ファイル コワすぎ!」シリーズの8年ぶりの続編となる長編映画です。従来のシリーズの白石監督が引き続いて田代カメラマン役で出演し、自ら撮影も手がけます。そして、おなじみ工藤プロデューサーを大迫茂生、市川ディレクターを久保山智夏が演じています。
  • 実は、私、このシリーズにハマったのはつい最近。暑い夏、夏は怪談!ということでアマプラで手軽に見られる作品を探していたところ、1作目「戦慄怪奇ファイル コワすぎ!FILE-01【口裂け女捕獲作戦】」に出会いました。何気なく観たのが運の尽き(笑)。まさかシリーズにハマるとは。。この作品、口裂け女はしっかり怖いですよ。そのたたずまいとか、得体の知れない不気味さとかPOVならではの怖さ。アパートの前に来てのドアノックとか、和製ホラーとして、いい感じでした。でも、「口裂け女を捕獲する」と訳わからないことを言いながらディレクターの工藤さんが、車で口裂け女を轢いた所には目が点。すっかりこの作品に魅せられ、シリーズ鑑賞を決めたのでした。


  • その後も幽霊、カッパ、トイレの花子さん、鬼神兵とすっかりシリーズの独特な異世界観に唖然。まぁ2作目から飛ばしてたんですけど、本当に唯一無二の強引でぶっ飛んだ世界観。幽霊か宇宙人か異次元か、オカルト好き、ムー好きな心はすっかりくすぐられるとともにチープなCGもあいまって、もっともっと観たくなると言う謎の中毒性。うーむ、この感じ名シリーズ『シャークネード』シリーズに近いものがあります。
  • 粗暴で、やんちゃなプロデューサー・工藤さんとAD市川さん、白石監督演じるカメラマンの田代。投稿者や霊能者などの役者陣。工藤さんが、口裂け女が残した呪物で、河童と戦うと言ったときは、もう笑うしかありませんでしたし、トイレの花子さんがクトゥルフ的だったり。ちょっと何言ってるかわからない感が、もう最高なんです。


工藤さんは、歌舞伎町の街中華と相性最高です。
  • さぁ、そしてついに劇場公開された、本作『戦慄怪奇ワールド コワすぎ!』。もうね、期待を裏切られず、斜め上をいきパワーでぶっ飛ばされるような作品です。相変わらず、不穏でコワいし、相変わらず工藤さんはバット持ってうろうろするし。市川ちゃんは、ちょっと強くなってました笑ネタバレはしません。このシリーズが好きな方は、是非劇場で怖がって、そしてゲラゲラ笑ってください。繰り返します。怖がって、ゲラゲラ笑ってください。
日本映画の可能性を感じるシリーズだよね。ほんと。
「物理効くぞっ!」笑 物理じゃねえからWW

コメント

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