また観たぞ!『ロストボーイ』
このアーカイブでは人生で何度も観ている作品を、 再び鑑賞し皆様にご紹介します。
今日ご紹介する作品は、知ってる人には懐かしく、 未見の方には是非見てほしい80s ホラーアクションの傑作です。
※以下、少しネタバレあり。
◇鑑賞日:3月30日
◇一言感想
今観ても面白い!少年、冒険、バンパイア。男の子の冒険マインドがたくさん入った快作。やっぱり好きだなぁ。
◇星4つ ☆☆☆☆(思い出ポイント+1加算)
いい映画に出会えたなぁ。
※以下、少しネタバレあり。
◇鑑賞日:3月30日
◇一言感想
今観ても面白い!少年、冒険、バンパイア。男の子の冒険マインドがたくさん入った快作。やっぱり好きだなぁ。
◇星4つ ☆☆☆☆(思い出ポイント+1加算)
いい映画に出会えたなぁ。
- アドベンチャー映画のジャンルの中でもキラキラと輝く少年達の冒
険譚が好きです。『スタンド・バイミー』、『グーニーズ』 と言った大傑作の数々。 これらの作品は当時の少年少女たちに得がたい感動を与えてくれま した。ちなみに『グーニーズ』は間違いなく私の成分の5% を構成しおります 。グーニーズはグッドイナフです。(なんのこっちゃw)
- 最近ではホラーと成長譚を見事にまとめた『IT/ それが見えたら終わり』も良い作品でありました。映画でもリアルな現実世界でも、人が成長していく過程には、
仲間たちと共に過ごした大切な時間と、 波乱に満ちた事象を越えた先にある経験が大切なのでしょうね。
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- 本作は吸血鬼ホラーと青春冒険物の融合が上手になされた作品です。本作を一言で言うとズバリ、グーニーズ(のような奴ら)vs吸血鬼。というかメンバーはまんまグーニーズと被るのもいるけどな!おまえグーニーズだっただろう的な。笑
- 本作の少年達も知力を駆使して吸血鬼と闘います。オラワクワクして来たぞ!たまらない好物設定だなこりゃ。今でこそ『トワイライト』シリーズでおなじみの青春ホラーというジャンルも、本作の公開時である1987年には目新しく、そういった意味でも先駆け的作品です。匠の作り手ジョエル・シュマッカー監督の手によるこの映画は興行収入成績で3200万ドルと、当時のR指定ホラーで成功を収めたのでありました。
- (あらすじ)離婚した母親と共に西海岸の田舎町へ引っ越してきたティーンエイ
ジャーの兄弟マイケルとサム。 平和な海辺の街に見えたこの街では、行方不明者が急増していた。 サムは偶然知り合った漫画オタクの不思議な兄弟に、 この街は吸血鬼に侵略されていると教えらえる。 やがて街に巣食う闇は、彼らの周辺にも忍び寄る。家族と街を守るため、サムとマイケルは仲間たちと共に、 ヴァンパイアの一団に立ち向かう。
- 吸血鬼ものと言えば『フライトナイト(旧) 』『ブレイド』、『インタビューウィズヴァンパイア』
などの名作から古典の『ドラキュラ』を含めて数々あります。 私も大好きなジャンルの一つであります。 ゾンビやクリーチャーとはまた違う、気高い夜の異形の魅力、 そしてそれを討ち亡ぼす際の勧善懲悪に心惹かれるのかもしれませ ん。
- 本作で、ヴァンパイアのリーダーを演じるのは若きキーファー・サザーランド。今は24のジャックとして何度もアメリカを救っている彼ですが、80年代は『スタンド・バイミー』始め不良役が多かったのです。彼が演じる吸血鬼のリーダー、デヴィットは革ジャンを纏い、大型バイクを乗り回しクールに決める現代の不良。貴族とは違う冷たく危ない雰囲気が良く似合います。彼が大汗かきながら人に迷惑かけて、『すまないっっ!』とか『まだかクロエー!』とかわめき散らすのは、まだまだまだまだ先の事です。笑
- そんな吸血鬼に立ち向かうのはコリー・ハイム演じるサム。
そしてコリー・フェルドマン演じる漫画オタクのハンター、 エドガー。コリー・フェルドマンは『グーニーズ』や『スタンド・ バイ・ミー』でも雰囲気ある演技で人気だった少年です。 30年経った本作の続編でも赤いバンダナ付けてハンター現役です 。一体いつまで少年なのかと。 この人もきっとグーニーズはグッドイナフなのでしょうww
- 本作はそんな若き実力俳優たちの演技に加え、
そのストーリーラインの運びのうまさやドリーム・ クェストが手がける、当時先端での特殊メイクにも注目です。吸血鬼モノのセオリーである弱点や訪問のルールを上手く絡めて、 最後の最後まで飽きさせません。 また音楽も冒頭の海の俯瞰からかかる『Cry Little Sister』始め、映画にマッチした名曲揃い。 素晴らしいです。
- という感じで、今観ると、
多少のチープさはあり突っ込み所もあるものの、 全体的に完成度高くまとめている映画です。 カリフォルニアニアの街を舞台に繰り広げられる、 本作の独特の雰囲気も相まってアメリカには今だに本作の根強いフ ァンが多いとか。わかる気がします。あ!これから公開される超大作『レディ・プレイヤー1』 のオマージュポスターにも本作ロストボーイのパターンがあるよう です。
(
- まだ未見の方。80年代を彩る一本として、おススメの一本です。
是非是非ご覧ください!※ちなみに、2010年以降、 続編が作られていますがこちらは非常にビミョーな出来ですよ。 おススメはできません。笑
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