また観たぞ!『宇宙空母ギャラクティカ』
このアーカイブでは人生でノスタルジーを感じる作品を、再び鑑賞し皆様にご紹介します。
今日ご紹介する作品は、知ってる人には懐かしい伝説の70年代 SF映画です。
◇鑑賞日:2019年3月3日
◇一言感想:スターウォーズじゃありません。大宇宙を舞台に繰り広げられるスペースオペラ。cgではない特撮に職人技術を感じろ!
◇星4つ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎(思い出補正+1いい映画に出会えたなぁ)
数十年ぶりに、本作を見直して感心したのは、特撮だけでなく人間ドラマもしっかりと作られたお話である事。サイロンに追われながらも抵抗する人間の志。利権の為、懐柔され裏切る人間。お調子もののパイロットに、息子の死を越え闘う司令官。人間同士が、ぶつかり合いながらサイロンと闘うのです。我らの名優ダーク・ベネディクトのおちゃらけハンサムさんぶりがまたいいんです。俺はテンプルトンテック通称フェイスマン!って違う番組じゃ 笑)
ところで。おちゃらけハンサムってなんだろう。
今日ご紹介する作品は、知ってる人には懐かしい伝説の70年代 SF映画です。
◇鑑賞日:2019年3月3日
◇一言感想:スターウォーズじゃありません。大宇宙を舞台に繰り広げられるスペースオペラ。cgではない特撮に職人技術を感じろ!
◇星4つ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎(思い出補正+1いい映画に出会えたなぁ)
- 子供の頃、自分を醸成する成分の一つとして、海外の傑作ドラマシリーズがありました。『FBIアメリカ連邦警察』、『ナイトライダー』、『超音速ヘリ エアーウルフ』、『特攻野郎Aチーム』などなど。本作『宇宙空母ギャラクティカ』もそうした海外傑作ドラマシリーズの一つ。幼少期、パイロット版放映の際、新聞のテレビ欄で「宇宙空母ギャラクチカ 人類対悪の帝王サイロン!特撮大スターウォーズ」という文字を発見。スターウォーズよりも先に本作ギャラクティカを観てしまった私は、ワクワクしながら、放送を観て大変な衝撃を受けたものです。それからは、父と一緒に観る、毎週日曜夜8時の連続ドラマを大変楽しみにしていたものでした。
- あれから数十年、淡い思い出と共に、久しぶりにギャラクティカに触れる事が出来ました。ていうか、また出たぞ!アマゾン妖精ポチッとさん。それではレビューをレッツらGO!
- 宇宙空母ギャラクティカは1978年に放送を開始した米国のSFテレビドラマシリーズです。劇場版はこのパイロット版を編集され当時画期的なサラウンド方式で上映されました。ギャラクティカとは架空の艦船(宇宙空母)の名称でもあります。宇宙戦艦ヤマトみたいなもんですね。日本での初放映時は宇宙空母ギャラクチカと表記したんですよ 笑。
宇宙空母ギャラクティカ(劇場版1978年) [Blu-ray]:amazon - (あらすじ)遠い未来。12の植民惑星に生きる人類と、機械人間サイロンの1000年に及ぶ闘いも和平会談により終止符が打たれようとしていた。しかし、地球の指導者を一堂に集めたその和平会談はサイロンの罠だったのだ。サイロンの猛攻にすべての植民惑星を失った人類は、唯一生き延びた宇宙空母ギャラクティカを旗艦とし大船団を組んで大いなる航海に旅立つ。目的地は彼らの故郷、伝説の惑星“地球”。しかし人類抹殺を企むサイロン軍の追撃は既に始まっていた。
- はい。本作、はっきり申し上げてスターウォーズのパクリです。だってしょうがないじゃない。スターウォーズは凄かったし、ブームだし、似たの作りたかったんだから。笑 ですが、それ故に権利問題とかいろいろ大変な作品でありました。
- パイロット版オンエア前に20世紀フォックスが気付いてユニバーサル社を提訴。これには勝訴。その後本作の制作者グレン・A・ラーソンは番組として成功させるためスタートレック・スターウォーズのやり方を徹底的に模倣、視覚効果スタッフにスター・ウォーズのジョン・ダイクストラを引き抜いたのでした。元々彼はルーカスと揉めていた上ILMの撮影技術を勝手に流用した事でルーカスと更に揉める事に。という事で、近年まで日の目を見ない作品でしたがようやく和解。2003年から放送開始したオリジナルシリーズをリメイクした『バトルスター・ギャラクティカ』が大人気となったのでした。
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- 本作の見どころはズバリ特撮技術。さすがにジョン・ダイクストラが手がけただけあり、戦闘シーンやマシン類等、当時最高の特撮技術で、心を引きつける見せ場がたくさん。ギャラクティカはもちろん、戦闘機コロニアルバイパーMK等はそのデザインも最高です。ギャラクティカからの発進シーン等は、後に日本のアニメとかにも、いろいろパクられてますね。最もコロニアルバイパーも白と赤のカラーリングとかスターウォーズのXウィングそっくりなんですけど。
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- そして。なんといっても敵のサイロン兵!スターウォーズのトルーパー的な敵兵達なのですが、銀色にキラキラ輝くその体と機械兵士らしい、グリグリ動く一ツ目が、カッコいいんです!後に参考にされて(連邦の白い悪魔)の敵の元にもなりました。※富野監督がザクはサイロンを真似たと公言しているのは有名な話ですね。もう、この完成されたデザインが最高です。実際に観て欲しいのですが、そりゃあもう、グッドデザイン賞受賞の勢いです。笑
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数十年ぶりに、本作を見直して感心したのは、特撮だけでなく人間ドラマもしっかりと作られたお話である事。サイロンに追われながらも抵抗する人間の志。利権の為、懐柔され裏切る人間。お調子もののパイロットに、息子の死を越え闘う司令官。人間同士が、ぶつかり合いながらサイロンと闘うのです。我らの名優ダーク・ベネディクトのおちゃらけハンサムさんぶりがまたいいんです。俺はテンプルトンテック通称フェイスマン!って違う番組じゃ 笑)
- 本作はもちろん古い作品ですし、古さ故のチープさもあるのですが、前述の特撮やメカデザインの魅力と、しっかり作られたドラマ部で、今尚、スペースオペラの見本として鑑賞できる作品になっているのでした。
- 機会があれば、皆様も古き良きスペースオペラに触れて見ませんか。私は本作を見直してまた、新作の『バトルスター ギャラクティカ』に興味が湧きました。
ところで。おちゃらけハンサムってなんだろう。
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