観たぞ!『僕のワンダフル・ライフ』

今日ご紹介は犬好きの方には是非観て欲しい、号泣必至の1本です。

◇鑑賞日:7月7日
◇一言感想:ベイリーの健気な姿を応援してしまう。犬好きにはたまらない、感動の名作
◇星4つ:☆☆☆☆ (いい映画に出会えたなぁ)

  • 私たち人間の愛すべきパートナーである犬。全身 愛おしく、いたずらさえも憎めない存在ですね。犬派の方、猫派の方いますが私は完全 犬派です。さて、今日ご紹介は、愛する飼い主にもう一度会うため、50年で3回も生まれ変わるワンちゃんベイリーを描く、犬好きの方号泣必至の1本です。ワンちゃんだけに、もう、わんわん泣けます。うまいね!座布団一枚。
  • (あらすじ)このお話は飼い主にまた会いたくて、生まれ変わり続ける、とある犬のお話。犬を愛する少年イーサンと出会い、幸せな一生を終えたゴールデンレトリバーのベイリー。ベイリーは愛する飼い主イーサンに会いたい一心で、その後 3回も違う犬として生まれ変わる。そしてついにイーサンに再会を果たしたベイリーは、自ら与えられた重要な使命に気付き、その為に、奮闘するのでした。
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  • 本作は、ラッセ・ハルストレムが監督を務め、W・ブルース・キャメロン(英語版)の小説『野良犬トビーの愛すべき転生(英語版)』の原作に基づいています。主人公イーサンの大人期は、名優デニス・クエイド。『インナー・スペース』や『バンテージポイント』でおなじみの渋みあるいい俳優さんです。そして主役ベイリーを演じた4匹の犬のキャスティングにも工夫が。今回起用された犬はすべてインターネットを活用しアニマルレスキューの団体、シェルター、ブリーダーなど、全米をくまなく探し回り彼らを見つけ出したそうです。そんな素晴らしいワンちゃん達の演技は必見です。
  • 犬の知能は、言葉や表情で気持ちを読み取ることができるなど、人間に例えると2歳~3歳くらいの知能レベルを持つとされています。本作のベイリーも、人との生活を群れと捉え、犬の思考で一所懸命。「泥んこ楽しいよ!」「山羊さんいい匂い!」「なんで口移ししてるの?」人から見ると大した事のない事象でも、動物達の目線では、一大事だったり大切な事で、人間はその気持ちを少しでも理解してあげなければと、改めて考えさせられる、微笑ましいシーンが満載でした。
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  • 物語はベイリーとイーサンの話を中心に描かれますが、生まれ変わった時のエピソードも尺を使って丁寧に、描かれます。ある時はシェパードになって警察犬として大活躍したり、またある時はコーギーになって女子大生とジャンクフードを食べつつ彼女の家族に寄り添ったり。生まれ変われど優しい魂も記憶もそのままのベイリー。イーサンへの想いは持ちながら、一つ一つの時代でそれぞれの飼い主に向き合います。そんな優しいベイリーの姿が他のエピソードも引き立たたせ、クライマックスのシーンでは涙が止まらなくなるのでした。おろろん。おろろん。
  • そして。一番ありがたかったのは自身の愛犬との生活を思い出せた事。映画を見ながら、私は少年時代に飼っていた愛犬の事を思い出し、優しい気持ちになりました。ヤンチャで遊ぶ事が大好きだった雑種のゴン。雑種なのに、近所のプロゴルファーの飼い犬のドーベルマンにケンカを売って耳に勲章傷をつけたり、発情期に雌を探して帰ってこなかったり。まったく、誰に似たんだか 笑 もし、生まれ変わりが本当にあるのなら、この映画のように、生まれ変わった彼とまた再会したいなと、しみじみ思うのでした。彼はジャンプせず、ふて寝かも知れませんが 笑

たくさんの時間を過ごした、私の愛犬ゴンさん (写真:310)
  • 映画全体で見るととても良作なのでしたが、主人公のベイリー君が賢くて良い子すぎたのがちょっと残念でした。もう少しワガママだったり、野生本能だったりそういう部分のエッセンスを付加しても良かったなと感じました。動物と暮らすという事は清諾合わせる部分がありますから、そういう事も含めて、飼い主さんに、共感を呼べる作りだともっと良かったです。個人的には。ウチのゴンさんなんか。。ガウガウガウ。
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  • とはいえ、ファンタジーとして暖かく、犬好きにはたまらない一本となっている本作。本当に泣ける作品になっていますから是非、ティッシュ片手にご覧ください。そして、見終えた後はご自宅のワンちゃんとたくさん遊んであげて下さいね。
ゴンさん、ありがとうね。

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