観たぞ!『インクレティブル・ファミリー』

今日ご紹介は、大変楽しく盛り上がる娯楽大作の一本です。

鑑賞日:2019年1月1日

一言感想:スーパーヒーローにも家庭はあるよ。大切な人、家族と、友達と。皆で楽しめるノンストップ・ホーム・アトラクション。
星4つ:(良い映画に出会えたなぁ)

・世界を救うスーパーヒーロー。超自然的または超人的な能力を持ち、仮面や特殊な衣装を着て、悪との戦いに専念する英雄的人物。市民を守るために悪役ヴィランと戦う女性のスーパーヒーローは、しばしばスーパーヒロインと呼ばれます。本作『インクレディブル・ファミリー』はピクサーのスーパーヒーロー映画の傑作『MR.インクレディブル』の14年ぶりの続編。また、あの家族のみんなに会えるなんて最高でした。ブルーレイを迷わずポチッと購入ですよ!また出たぞ。amazon妖精ポチッとさん。

(あらすじ)
スーパーパワーを持つボブたち家族は平凡な日常を送っていたが、ある出来事をきっかけに、母ヘレンがイラスティガールとしてヒーロー活動をすることに。多忙になった彼女の代わりに家事と育児を任されたボブは、底知れない能力を秘める息子ジャック・ジャックの世話に悪戦苦闘。そんな中、新たな敵が家族の前に立ちはだかる。

いやあ面白かったですね、とても。
前作『MR インクレディブル』は個人的に、その絵面から、観るまで触手がなかなか動かなかったんですが、観てみたらまあ何と面白い。家族の絆をきちんと描きながら見せ場や盛り上げ方も上手な娯楽作で一発で好きな映画になりました。

・本作は、14年ぶり待望の続編。メンバーのスーパーヒーローとしての活躍は変わらずに、今回はお母さんヘレン(イラスティガール)の仕事と、父さんボブ(インクレディブル)の家事をメインに家族の絆が描かれます。近年、様々な映画でも描かれるヒーローのライフスタイルですが、本作は家族全員がスーパーヒーローであり、その家族の絆とともに、それぞれの視点での私生活が深く描かれています。

・今回、母であるイラスティガールの活躍が目立ちますが、父ボブの1人で切り盛りする家事の苦労に、共感できる世のパパさんは多いのではないでしょうか。本当、子供が小さい時の家事切り盛りは寝る暇ないですよね 。赤ちゃんパワー恐るべし。(苦笑)


・監督である、ブラッド・バードは「主人公の夫婦は、育児と仕事の両立に悩むごく普通の人です。他の映画で描かれる完全無欠のクールなヒーローとは決定的に違います」とシリーズの特徴を述べています。

・もちろん、ヒーロー映画としても最高な出来栄えで、さすがピクサー。ファミリー映画の枠を超える、アクションの連続で楽しませてくれます。まさにホームアトラクション!やっほう。冒頭のアンダーマイナーの巨大ドリル暴走から、列車を追うイラスティガールのバイク疾走などクライマックスが目白押し!ひさびさに観ていて楽しい気分を満喫できました。アクション映画の作り方の見本ですね。ジャックジャックは最強です。



・あ!そういえば今年もスーパーヒーローのあたり年ですね。2019年は『アクアマン』と『アベンジャーズ/エンドゲーム』はアデランス中野さん的に言うと「嫁を質に入れても」見に行こうと思っています。ああ懐かしい 中野さん


すみまそん。例のごとく脱線しました (笑)

・本作は世界観に合わせた音楽 も素晴らしい出来栄え。どこか60年代のSF映画やテレビ番組に登場しそうなデザインで統一されている懐かしい本作の世界観。そんな世界観にマッチしたスパイ映画のような音楽は最高です。担当したマイケル・ジアッキーノは、私も大好きなスパイドラマ『エイリアス』のスコアも手がけた人。今や映画音楽で有名な彼ですが、本シリーズ1作目がサントラ初参加だったとの事。そんな彼の想いがこもった楽曲は『007』シリーズのジョン・バリーの仕事へのリスペクトと遊び心が溢れた素敵なスコアになっています。



・と、とても楽しませてくれた本作。個人的に鑑賞後、英雄の定義、スーパーヒーローの定義を考えさせられる作品でもありました。大義を目指しながら、自分の一番大切な家族を守れるのが英雄だなあと。私たちも周りや家族の人に感謝して参りましょう。

さあ、皆さまも自宅のテレビで楽しめるホームアトラクションを、楽しんでみましょうよ!

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