観たぞ!『ロック・オブ・エイジズ』

 本日、ご紹介は最高のロックミュージカルの1本です。

◇鑑賞日:2019年4月20日
◇一言感想: ノリノリで明るくハッピーになれる、ロックミュージカルの傑作。馴染みのある80s名曲の数々に、体も揺らそう!
◇星4つ:⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ (いい映画に出会えたなぁ)
  • "Rock'n roll!!!" ポカポカと、気持ちの良い陽気の春。皆さん、いかがお過ごしでしょうか。本日、ご紹介は心も体も揺れる最高のロックミュージカルの1本です。音楽、歌、台詞およびダンスを結合させた演劇形式であるミュージカルというジャンル形式。
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映画史においてもミュージカルはハリウッドと二人三脚で発展してきました。『雨に唄えば』や 『サウンド・オブ・ミュージック』等普遍の名作が生まれ、最近でも『ラ・ラ・ランド』や、『スタア誕生』がレディー・ガガの主演で4度目のリメイクが行なわれ大ヒット。良い音楽に浸りながら感動の物語に触れる、ミュージカル映画はそんな素敵な時間を約束してくれます。本作、『ロック・オブ・エイジズ』もミュージカルの1ページにその名を刻む傑作。紛れもなく音楽と映像の融合で、至高の時間を約束してくれる映画です!

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  • (あらすじ)ライブハウスで働きながら歌手を目指す青年ドリューと少女シェリーは、互いの夢を語り合ううちにひかれあうようになる。一方、あこがれのロックバンド「アーセナル」で活躍するステイシー・ジャックスは、富や女におぼれた生活を送っていたが…
  • 『ロック・オブ・エイジズ』は、2012年に製作されたアメリカ映画。ブロードウェイで人気を博した2005年初演の同名ロックミュージカル(ブロードウェイ初演は2009年)の映画化です。監督は『ヘア・スプレー』のアダム・シャンクマン。気になって調べたら、この方数々のミュージカルを手がけた、まさにミュージカルの匠。私も大好きな合唱部のドラマシリーズ『gree』も手がけています。出演は、映画初出演のディエゴ・ボネータ、『バーレスク』のジュリアン・ハフをはじめ、ラッセル・ブランド、キャサリン・ゼタ=ジョーンズらが共演。名優アレック・ボールドヴィンも出ています。そしてトム・クルーズが“ロックの神様”ステイシー・ジャックスを熱演しています。音楽も「デフ・レパード」「ジャーニー」「ボン・ジョヴィ」「ポイズン」「ホワイトスネイク」などのヒットナンバーが多数登場し、どこかで耳にした馴染みあるロックンロールを堪能することができます。ノリノリですね。

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本作を一言で言うと、感じる映画。ご機嫌な音楽に乗せて、誰もがハッピーな気持ちになれる本作は結論から言えば、とても楽しい一本でした。

  • まず、何と言ってもトム・クルーズ演じるロックの神様ステイシー・ジャックスの存在感。出で立ちすらもカッコいいですが、本作のトムさんは唄います!トムさんの「Wanted Dead or Alive」何て、そうそう聴けません。カッコよくて格好よくて(あえて2回)鼻血が出そうになりましたよ。トム・クルーズは本作の為、毎日5時間、週5日、5ヶ月間のボイストレーニングを行ったそうです。アクションも演技も出来て、しかも歌まで唄える。トムさんはやっぱり完璧超人ですね。その完璧さは、努力に裏付けられた天才。だからトムさん大好きです。イチバーン!(談:完璧超人ネプチューンマン)すみまそん。脱線しました。

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そしてもう1人私がおススメのキャストが。もちろんジュリアン・ハフの綺麗な声にもとろけるのですが、おススメはヘイ・マン(HEY MAN)お猿さんです。愛嬌あるくせに、スタッズライダースを着こなして、気に入らない奴には牙を向く。いやあ笑わしてもらいました。何でもこのお猿さん、トムさんの要望で決まったとの事。マイケル・ジャクソンのバブルス・ザ・チンパンジーという親友からインスパイアされたようです。面白いですね。

ステイシーとHEY MAN。このコンビが最高なんです 作画:310
  • もちろんミュージカルとして、本編に使われる曲の選定も完璧。ヒロイン、シェリーがバスの中で口ずさむのはナイト・レンジャーズの「Sister Christian」。開始早々にテンションが上がります。教会の人たちがライブハウスを追い出す相談シーンでは、パット・ベネターの「Hit Me With Your Best Shot」が流れダンスの足並みに目を奪われ、フォリナーの「Juke Box Hero」で観ている私のテンションも最高に!中でも思わず拍手だったのが、街の浄化推進派とロック好きの若者達の道を挟んだ対立シーン。スターシップの「We Built This City」とトゥイステッド・シスターの「We’re Not Gonna Take It」の見事な合体マッシュアップ。うまく二つの曲を盛り込んでいます。中には、もう80sの名曲の数々に魂揺さぶられ、好きな人にはたまりません。ロックというジャンルに抵抗ある方もいらっしゃるかもしれません。本作は明るく気持ちの良い物語なので、(下ネタもありますが)どこかで耳にした音楽とともにトムさん達名キャストが織りなすハッピーな雰囲気をお楽しみいただけるのではないでしょうか。

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  • という訳で、私まだこの映画の世界にいたくて、鑑賞は終わりましたが、本作のサントラを楽しんで聴いています。世の中にミュージカルは沢山。その中でも明るいロックファンタジーとして本作は、最高でした。ぜひ皆様もご自宅で、音量上げながら、興奮をお楽しみください。観ないとお猿のHEY MANに怒られますよ。それでは!

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