観たぞ！『WAR ウォー!!』
本日ご紹介は、アドレナリン出まくり圧巻のボリウッドアクションです。
◇鑑賞日：2021年1月１６日
◇一言感想：シヴァ神万歳 気分はワイルド！
全世界必見のスーパーボリウッドアクション。
◇星４つ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎（いい映画に出会えたなぁ）
- 皆さま、2021年もよろしくお願い申し上げます。「ムトゥ 踊るマハラジャ」（1995）「バーフバリ」（2015）など多くの傑作を生みだしている魅惑の国インド。五千年の歴史を有するその民力に支えられ、映画製作本数なんと年間約2,000本！パワー溢れる作品が次々と生み出されています。本作も、そうしたボリウッドアクションの一つ。恥ずかしながら、私はインド映画になかなか縁がなかったのですが、本作をみてすっかり虜になりましたなりました。インドの十八番であるダンス、オマージュに満ちた規格外のアクション・シーンなど、考えうるエンタメ要素がパンパンに詰まった本作。さあ、ご紹介です。
 | |
| WAR ウォー!! [Blu-ray]: Amazon |
- （あらすじ）インド対外諜報を担う調査・分析部RAWでは、イスラム教過激派テロリストを追っていたRAWのトップエージェント、カビールの裏切りが発覚し、動揺が広がる。RAWはカビールの抹殺を決定し、優秀な若手スパイのハーリドにこの重要な任務が託されることに。憧れの存在だったカビールの突然の裏切りに当惑しながらも、スパイとして任務を全うすべくカビールの行方を追うハーリドだったが…。
- いゃあ、楽しみました。まさに怒涛のアクションの連べ打ち。本作の凄い所は上映時間は、150分の長編でありながら、中だるみさせないアクションと構成。バシバシ行きます。アクション、 サスペンス、 そして、 インドのお得意のダンス！イケメン！ 美女！ 豪華な世界ロケ！すべてが集約された最強のエンタメ映画なのです。 そのアクションシーンは、ハリウッドへのオマージュに溢れ、愛を感じます。格闘戦、飛行機飛び移り、雪上のカーチェイス、市街バイク、2丁拳銃、ヘリ銃撃。
- ハリウッドのポール・ジェニングスや韓国のオ・セヨンといった、優れたアクション監督たちを結集させたお祭り演出！もうね、あるあるアクションなんです。
M:Iも、トムさんも
007もワイスピもスタローン も
デスペラードもジョンウーも。
- 今までわれわれが楽しんできた作品の良い所をギュッギュッと握ったようなもの。つまらない訳ありません。個人的には一つ一つのアクションがやり過ぎで突き抜けたり、キメ顔のスローだったり笑わせてもらいました。中でも、バイクの市街チェイス中に二人が立ちあがってクロスボンバーした時は、笑いながら机をバンバン叩いちゃいました。皆様もツッコミながら楽しんでくださいね 笑
| |
- 主演は「クリッシュ」のリティック・ローシャンと「タイガー・バレット」のタイガー・シュロフの監督は「ナイト＆デイ」のインド版リメイクを手掛けたシッダールト・アーナンド。本当に彫りが深くてカッコいいイケメン。本作では、挿入されるダンスは少ないですが、主演の二人が楽しそうにキレキレの動きで、カラーパウダーの舞う中魅せるこのダンスはとても良いシーンでした。
- また、気になる物語もしっかり王道をなぞりながら、捻りも効かせてクライマックスに向け盛り上がる構成です。
- 唯一、ただ唯一気になったポイントは。主演二人の格闘戦に於ける蹴りの重さを感じない事。足が伸びているのか、当たるときのあたりかたが薄いんですよねー。女性には伝わりにくいかも知れませんが、やっぱりドゴォッやバシッといった蹴りがいいですね。
さて、そんなこんなで楽しめる。ハリウッド水準のインド映画『WAR ウォー!!』
皆さまもぜひぜひご覧下さい。
シヴァ神万歳 気分はワイルド！！！
コメント
コメントを投稿