観たぞ!『劇場版 マジンガーZ INFINITY』

今日ご紹介は魂燃えるロボットアニメです。

 『劇場版 マジンガーZ INFINITY』



◇鑑賞日 /2018年1月13日


◇一言感想
とてつもなく熱い鉄の魂。子供の頃の自分に教えてあげたい。
素晴らしいリブート!

評点 星5つ☆☆☆☆☆


  • そっらにー そびえるー 黒鉄の城 ♪私と同世代の方は、子供のころマジンガーZを観て育った人が多い事でしょう。私はリアル放送世代でなく、幾度めかの再放送世代です。
  • 昭和47年。それまでのロボットの常識を覆したロボットアニメ「マジンガーZ」が産まれました。天才・永井豪による“人が乗り込み戦うロボット”という全く新しいアイデアの作品は日本はもちろん世界でも、一大ブームを巻き起こしました。番組を観て育った当時の子供たちもすっかり おじさんです。そんな日本の誇る作品が2018年、魂揺さぶるリブートとして復活!それが本作『劇場版 マジンガーZ INFINITY』です。
  • (あらすじ)かつてスーパーロボットのマジンガーZを操り、悪の科学者Dr.ヘルの野望から人類を救った〈兜甲児〉。かつて英雄だった彼も10年の歳を重ね、科学者の道を歩み始めていた。そんな折、富士山の地中に謎の巨大構造物が確認され、時を同じくして機械獣や〈Dr.ヘル〉が再び姿を現す。
     

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  • さあ、スクリーンの前の良い子のみんな。用意はいかな?ということで公開初日に行って来ました。いい歳こいた、おぢさんの親友と、野郎2人ぼっちで。仕事帰りなのでスーツです。寒いです。冬のお台場です。なんかもういろいろ寒いです。しかし、そこにはそんな寒さを吹き飛ばす熱い作品がありました。
  • 冒頭、マジンガーZの後継機であるグレートマジンガーの攻防戦。のっけから少年たち(もといジジイたち)は目が釘付け。だって、グレートマジンガーはマジンガーZよりスペック上の性能は上だよ。(だってじゃあない)そんなグレートが、開始早々 ボッコボコにやられてれるやん。。。忘れもしない、強烈なインパクトを残すマジンガーZの最終回。マジンガーを助けに来て、戦闘獣を一瞬で蹴散らしたグレートマジンガー。そんな最強のグレートがここまでやられたなんて。うわぁ 。
劇場でもらったスタンドPOP いいでしょー

グレートマジンガーの敗北という衝撃。
世界を覆う暗雲。
だが、まだ世界には僕らのマジンガーZがいる!

しっかりと掴みが出来たところでかかる水木一郎の主題歌オープニング。映画館でおぢさん達が大合唱したらどうしようかと思いましたよ。そりゃあ阿鼻叫喚のむさ苦しい絵ヅラでしょう。笑

 


もうね。この段階で細かい事はどうでもいいワケですよ。私には、この映画がたまらなくて、たまらなく熱量を帯びていて。

つかみから本編への運びもスムーズに、歳を取った〈兜甲児〉の苦悩、巨大構造物と少女の謎、〈アシュラ男爵〉や〈ブロッケン〉などの仇敵の襲来。と、登場人物それぞれの“価値観”を示しながらの物語として丁寧に描かれていきます。キャラクターへの愛も溢れ、懐かしのボスやムチャ、もりもり博士さえきちんと役割があります。中でも愛する家族の為、身重の身体を推して出撃しようとする女性パイロット 炎ジュンのシーンには感動しました。「守るべき価値、守るべき人たちの為に圧倒的な熱量を持って戦う。」本作はマジンガーを知らずに初めて観る人達にもシンプルでわかりやすく、熱いロボットアニメーションとして充分楽しめる事が出来るでしょう。

そして物語は、中盤からの兜甲児の出撃という見せ場に繋がっていきます。

パイルダーオンっっ!!!

私、この映画を4DXで観たのですが本当に良かったです。久しぶりに口を開けたまま驚く体験をしました。それぐらい作品と4DXとの相性は抜群でした。出撃時にプールの水が割れれば 水の霧がかかり、座席はスクランダーと一体かのように縦横無尽に駆け、ロケットパンチを撃てば振動を感じ、ブレストファイヤーを撃てば座席も熱くなる。

子供の頃の自分に、「大きくなったら
マジンガーZに載れるよ」と教えてあげたいです。きっと目をキラキラさせてその時を楽しみにするのでしょう。  
我が家のマジンガーZ


残念だったポイントは、兜甲児の出撃までに時間がかかってやきもきすること 笑  マジンガー無双まだなのか?と。

勧善懲悪。僕らのスーパーロボットマジンガーZ。本作には、45年たっても色褪せない、熱い鉄の魂があったのでした。


我が家のマジンガーは今日も元気です。

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