観たぞ!『キングスマン・ゴールデンサークル』

さぁ。記念すべき当ブログ、1本目のご紹介です。

『キングスマン:ゴールデンサークル』
◇鑑賞日 2018年1月9日

一言感想 
まるで美味しい、お好み焼き。
スパイ映画のいいとこ取り、キングスマンに拍手! 

■評点 星5点☆☆☆☆☆
◇レビュー(ネタバレ少しあり)

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  • わたくし、キングスマンが大好きです。元来のスパイ映画好きの私が、前作を見て受けた衝撃は大きくて、しばらく「3度の飯よりキングスマン」と言ってた位。1960年代~1970年代の良きスパイ映画へのオマージュがたっぷり入ったこのシリーズ。古き良きスパイ映画にお洒落で心地よいポップカルチャーのエッセンスをまぶしたら、それは楽しい映画になりましたって感じなのです。

  •  という訳で、前作から約2年。待ちに待った本作の公開でありました。今回のお話は、謎の敵ゴールデンサークルの攻撃により壊滅したイギリスのスパイ機関(キングスマン)生き残ったのはエクジーとマーリンの2人のみ!
  • 前作からさらに成長した、主人公エクジーは、サポートのマーリンとともにアメリカのスパイ機関(ステイツマン)と合流。ゴールデンサークル企む陰謀に立ち向かうというお話です。 
  •  冒頭の激しすぎるカーチェイスから気分は上がり、アメリカのステイツマン合流、建物のフォルムとあいまって驚くシーンばかり。アメリカはバーボンって安直だろ(笑)チャニングテイタムさんは、本当に渋い役者さんですね。 そして、なんといっても、我らがエージェントハリーの復活。コリン・ファース演じるエージェントハリー。プロであり、人格者でもある彼の前作での退場は、本当に切ないものでした。その彼が復活だって!このシーンは蝶のシーンと相俟って、感極まってしまいました。
 
  •  雪山での連続活劇や、カンボジア敵基地でのクライマックスまで、これでもかと多種多様なスパイ映画の具財をまぶされて、私のおなかはもういっぱい。いゃあ、面白かったです。冒頭の車は007私を愛したスパイ』のロータスエスプリだし、雪山の山頂基地とケーブルカーは、『女王陛下の007』のオマージュだしね。他にもたくさんニヤリとさせてくれました。まるで、豪華な具材をたくさん詰め込んだスパイ映画のお好み焼きです。カリカリのおこげまで美味しい(笑 

 残念だったのは、悪役のスケールと陰謀の小ささ

  • 個人的には、ポピーさんにはもう少し、サイコで規模の大きい作戦でハラハラさせて欲しかったです。

  • この辺は、カール・ストロンバーグさんとか見習って欲しいですね。やっぱり巨悪を倒す為に、スパイは奮闘するものですから。とは言え141分の尺をあっという間に魅せられた年明けから幸せな時間でした。

 

製作者のマシューボーンいわく

「素晴らしいアイデアがある。本作では第3弾で起こることの種まきもしているんだ。すべてが1体となる」

 との事。次回作にも、もちろん期待です!












 









 


















 





























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